アイフルおまとめローンの審査は?一括請求された?ペナルティって?
誰でも1度は大手消費者金融であるアイフルのおまとめローンを検討した事があるのではないでしょうか。
いろいろな業者からの借り入れを1つの業者にまとめて管理するおまとめローンの利用を考えたことがある方であれば、アイフルやプロミスのおまとめローンが有名です。
アイフルには「おまとめMAX」と「かりかえMAX」、2種類のおまとめローンがありますが、2つの違いがわからずどちらを申し込めばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今までアイフルを一度も利用したことがない人でも気軽に利用でき、銀行のローンやクレジットカードのリボ払い分についてもおまとめできるのが一番の特徴であるアイフルのおまとめローン。
効率良く利用するためには、他のおまとめローンとの比較が必要不可欠です。
この記事では、アイフルのおまとめローンの特徴や審査、利用の流れ、一括請求をされるなどのペナルティ、他のおまとめローンと比較してどこがいいのかなどをわかりやすく解説していきます。
目次
アイフルおまとめローンの特徴
まずは、アイフルのおまとめローンの特徴を解説していきます。
2つのおまとめローンと共通点
- おまとめMAX
- かりかえMAX
アイフルのおまとめローンには、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類あります。
おまとめMAXは、いま現在アイフルのカードローンを利用している方や、過去にアイフルを利用したことがある人に向けたおまとめローンのことを指します。
それに対し、初めてアイフルを利用する人のためのおまとめローンがかりかえMAXとなります。
両者に違いはほとんどなく、利用条件は基本的に同じです。
2種類のおまとめローンの共通点
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金利 | 年3.0%~17.5% |
利息がつかない期間 | なし ※キャンペーン期間あり |
利用限度額 | 1万円~800万円 |
返済期間及び返済回数 | 最長10年(120回) |
在籍確認 | 書面で行うため、電話はなし |
WEB上での手続きの可否 | 申し込み〜契約までは可能 |
年齢制限 | 満20歳〜69歳まで |
担保・連帯保証人 | 不要 |
遅延損害金の利率 | 年20.0% |
アプリ | なし |
このように、今までアイフルを利用してこなかったからといって不利になるような契約内容にはなっていないため、他社から借り換えておまとめローンを利用することもしやすくなっているのが、アイフルのおまとめローンの特徴のひとつであるといえるでしょう。
限度額は最大で800万円
アイフルのおまとめローンの利用限度額は、おまとめMAX、かりかえMAXどちらの場合でも最大で800万円となっています。
複数社からの借り入れを1社にまとめるには十分な金額で設定されているため、今現在の借入総額が大きい場合でも、安心しておまとめローンを利用する事ができるでしょう。
なお、おまとめローンは貸金業法に規定されている総量規制の対象外のため、アイフルに返済能力さえ認められれば、年収の3分の1以上の金額を借りる事ができます。
金利が低めで設定されている
おまとめローンのメリットのひとつに、借り入れ先をひとつにまとめることで適用される金利を下げ、支払う利息を少なくするというものがあります。
アイフルのおまとめローンは、おまとめMAX、かりかえMAXともに、3.0%〜17.5%で金利が設定されています。
もちろん、金利が何%になるかはアイフルの審査次第になるため、実際に金利が下がるかどうかの保証はありません。
しかし、利息制限法は次のように上限金利を定めています。
- 元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
- 元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
- 元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
引用:日本貸金業協会
このように、利息制限法では、借り入れの金額が大きいほど低い上限金利を定めています。
そのため、通常複数の少額な借り入れで高い金利を取られるよりも、1つの高額な借入で低い金利を取られる方がお得になる仕組みになっているのです。
また、アイフルへの返済実績やある程度の収入など、アイフルの信用を得る事ができれば、適用される金利も低くなる可能性が高くなります。
金利だけなく、毎月の返済額や返済回数などを考慮し、総返済額が低くなるように事前にしっかりシミュレーションして、計画的におまとめローンを利用するようにしましょう。
銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングもおまとめできる
金融業者がおこなうおまとめローンは、通常貸金業者からのローンだけをまとめるものとして商品化されているものが多いですが、アイフルのおまとめローンは、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング利用分などについてもおまとめローンの対象とすることができます。
借入先が複数あり、毎月の返済管理が難しくなっているような状況の場合、銀行の各種ローンやクレジットカードのキャッシングサービスを利用している事が多いでしょう。
アイフルのおまとめローンであれば、知らず知らずのうち増えてしまったクレジットカードのキャッシングリボについても、まとめて返済する事が可能になります。
対象業者の幅が広いアイフルのおまとめローンであれば、計画的に返済計画を立てる事が可能になるのです。
審査が早く最短で審査時間即日対応可能
返済の管理に困ってしまっている状況の場合、とにかく早くローンを一本化して、計画的に返済したいと考えるのがほとんどでしょう。
アイフルのおまとめローンであれば最短即日で審査が完了し、おまとめローンの手続きを進める事が可能です。
アイフルの場合、通常のカードローンの審査でも最短25分となっているため、審査に時間がかからずスムーズに手続きを進める事ができる業者であるといえます。
家族や周囲にバレづらい
おまとめローンを利用する場合、おまとめ業者から契約書などの書面が郵送で届くことで、家族や周囲に複数社から借金がある事がバレてしまうことを心配する方が多いと思います。
アイフルのおまとめローンであれば、契約の申し込みは24時間365日いつでもWEB上でおこなうことが可能で、かつ契約後に郵送物は一切送られて来ません。
そのため、家族や周囲にバレる事なく手続きを進める事ができるのが、アイフルのおまとめローンの大きな特徴のひとつであるといえるでしょう。
アイフルおまとめローン体験談・口コミ
アイフルのおまとめローンがどういうものかわかったとしても、やはり一番信憑性があるのは、実際にアイフルのおまとめローンを利用した人たちの体験談や口コミでしょう。
ここでは、プラスの意見だけでなく、マイナスな意見についてもご紹介いたします。
大魔王さん
延滞は1ヶ月以内がほとんどで、先月もプロミス延滞してた。100%無理やと思いながら夜中に申請、午前中に収入申告書を送って15分くらいで可決。
昔、アイフルを利用した時と比べると、あっさりと言った感じです。審査を待ってる時はいつも否決されたらどうしようと、ドキドキしてます。俺みたいなものでも可決するので、口コミを必死で見ている諸君、あきらめないで。
引用:みん評
しかし、最後にネットで見つけたアイフルのおまとめローンに申し込んだところ、3日ほどで審査通過の電話を頂きました。
勤務先への在籍確認をしてほしくなかったので、相談したところ、給与明細と保険証の確認で対応してくださいました。
金利の方も3社平均で18%が13.5%とかなり下がりました。月々の返済金額も1万円ほど下がりました。
カードローンのように追加で借り入れはできませんが、残高を減らすことによって借り入れが出来るようになるみたいです。
実際に融資の実行までの期間は2週間ほどかかりました。アイフルのカードローンと違い、有人窓口での対応となるので平日に窓口までいかなければなりません。窓口の方の対応はとてもよく、親身になって相談に乗ってくれると思います。
実際にアイフルを利用してみて、消費者金融は何となく良いイメージをもっていなかったのですが、そんなことはなく、とてもよかったです。
また消費者金融会社からの借り入れは総量規制というものがあって、年収の3分の1までしか借り入れが出来ないそうなのですが、おまとめローンに関しては総量規制の対象外らしいので、もし借入の件数が複数ある人はアイフルのおまとめローンの申し込みを検討してみることも一つの方法ではないしょうか。
私自身も複数の借り入れが一つにまとまったことによって、メリットが多くあったのでアイフルのおまとめローンをおすすめします。
引用:みん評
アイフル、確かに大手の中では審査が柔軟ですが、電話対応が悪いオペレーターもままいる
— 俺はカネゴンもどき!審査の甘いキャッシングや消費者金融を晒す! (@orehakanegon) December 9, 2021
他にも、「きちんと返済していたので限度額も増額されていきました」という意見や、「属性が悪く他の会社からは審査に落とされるばかりでしたが、アイフルだけは可決でした」など、よかったとの声が多くありました。
一方で、「希望の利用額はならない」といった意見や「審査が厳しく何が理由かわからないが審査に落ちた」といったマイナスな意見も散見されました。
ただし、どちらかというとおおむねプラスな意見が多く、審査も早く即日融資してくれる消費者対応のいいおまとめローンであるという意見が多いのが、アイフルの口コミの傾向です。
アイフルに関しては、おまとめローンではなくキャッシングに関してヤバい!と言う声もあり、さまざまな観点から検証した結果を記事にまとめています。
アイフルのおまとめローンの審査は甘い?厳しい?
実際にアイフルのおまとめローンを利用する場合、ローンの審査基準はどのようなものになっているのでしょうか。
ここからは、アイフルの審査基準について解説していきます。
カードローンを利用する場合の審査基準とは
カードローンを利用する場合、通常どの業者を利用する場合でも事前に業者が設定した審査基準があり、その審査基準に満たなければ手続きを進めることができません。
アイフルのおまとめローンを利用する場合であっても通常通り審査があり、ローン審査の基準は非公表となっています。
これは、もし事前に審査基準がわかってしまった場合、利用者がその基準を満たすように嘘の申告をする可能性があるためです。
一般的に、カードローンの審査の際に考慮される事項は以下のようなものになります。
カードローンの審査基準
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信用情報機関に登録されているかどうか | 過去に支払いの滞納がないか |
任意整理や自己破産など債務整理の事実はないか | |
他社からの借り入れの有無 | 他に借金がどれくらいあるのか |
本人の属性 | 返済能力があるかどうか |
毎月安定した収入があるかどうか | |
年齢は20歳〜69歳未満であるか | |
雇用形態は正社員か | |
勤続年数はどれくらいあるか | |
勤務先は実態のある会社か | |
家賃や住宅ローンは毎月いくら支払っているか | |
他の家族が返済のサポートをしてくれる可能があるか | |
生計を同一とする者が借金をしているか |
この表にもあるように、一般的に、信用情報機関に借金滞納の事実や任意整理の事実などの事故情報が登録されている場合や、収入からみてあきらかに返済能力がないとみられる場合などであれば、厳しく審査される傾向にあるといえます。
しかし、これらの事項をどこまで考慮するかはアイフル次第になるため、信用情報に傷がついていても、必ずしもおまとめローンを利用できないわけではありません。
審査に通るかどうかは、実際に審査を受けてみないと分からないことなのです。
アイフルのおまとめローンは通常のカードローン審査よりも厳しく審査される
おまとめローンの場合、複数者からの借り入れを1社にまとめることになるため、自然と通常のカードローンの時よりも借り入れ金額が大きくなる傾向にあります。
そのため、おまとめローン会社もしっかり返済してくれるかどうかを慎重に判断することになるため、通常のカードローンの審査よりも少し厳しくなる傾向にあります。
アイフルの審査でも同様で、最短の審査時間が、カードローンの25分とは違い「即日」となっているのも、通常よりもしっかり審査している結果であるといえるでしょう。
ただし、厳しく審査されるといっても、おまとめローンはそもそも複数社に借り入れがあることを前提としたローンになるため、銀行のローン審査などに比べると通りやすい審査になっているといえるでしょう。
アイフルのおまとめローンの審査落ちを防ぐ方法
アイフルのおまとめローンの審査落ちを防ぐために、どんな対策をすればいいのでしょうか。
申込みの際に嘘の申告をしない
当たり前のことかもしれませんが、申込フォームに年収や職業、他の借金のことなど、嘘の申告は絶対にしないようにしてください。
アイフルが個人信用情報機関に照会をかけると、借り入れの情報などはすぐにわかってしまいます。
嘘の申告をしたことがアイフルにバレてしまうと、信用をなくしてしまい、審査落ちになる確率が高まります。
申告する際は正直に自身の状況を伝えるようにしましょう。
今ある借金の滞納をしない
複数ある借り入れについて、それぞれの借金の返済を遅れないようにしてください。
滞納機関が長くなると信用情報機関に事故情報が登録されてしまい、審査を通るのが難しくなってしまうでしょう。
また、もしアイフルでお金を借りていた場合には、返済の遅れが1度でもあれば社内ブラックとしてその情報は社内に残ってしまい、審査に影響が出る可能性が高いです。
おまとめローンを考えている人は、返済日や返済額をしっかりと管理して、1日でも遅れないように返済を継続することが大切です。
少しでも借入件数を減らしておく
アイフルのおまとめローンの審査に通るようにするためには、少しでも借入先の件数を減らしておくことも重要です。
借金の総額が同じであっても、借入先の件数が少なければ少ないほど、審査落ちの確率を下げることができるでしょう。
たとえば、以下のようにすれば借入先の件数を減らすことができます。
【現在の借り入れ状況】
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利用限度額 | 借入残高 | 借入可能額 | |
A社 | 100万円 | 40万円 | 60万円 |
B社 | 100万円 | 80万円 | 20万円 |
C社 | 50万円 | 50万円 | 0円 |
D社 | 30万円 | 10万円 | 20万円 |
借入総額 |
4社で合計180万円
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【A社で限度額までお金を借りてC社、D社の借金を返済】
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利用限度額 | 借入残高 | 借入可能額 | |
A社 | 100万円 | 100万円 | 0万円 |
B社 | 100万円 | 80万円 | 20万円 |
C社 | 50万円 | 0万円 | 50万円 |
D社 | 30万円 | 0万円 | 30万円 |
借入総額 |
2社で合計180万円
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このように、A社の借入可能額に余裕があったため、限界までお金を借りることでC社とD社の借金を完済しました。そうすることで、借金の合計額は変わらないものの、借入先の社数を4社から2社に減らすことができます。
借金の残高だけ気にするのではなく、利用限度額や借入可能額まで気にすることで、現在余裕がある借入枠を利用して、借入先の件数を減らすことできるのです。
アイフルのおまとめローンの審査の際に、同じ借金額であっても、借入先の件数が少なければ少ないほどいい影響を及ぼす可能性が高いです。
なお、借金を返済したとしても契約した状態のままだとまだお金を借りられる状態なので、借り入れ件数はそのままカウントされてしまいます。そのため、完済した際には他社解約することも忘れないようにしましょう。
できるだけ信用情報に傷をつけないようにする
信用情報機関に金融事故の情報が掲載されてしまうと、いわゆるブラックリストに名前が載る人として、ローンの審査に通らない可能性が高くなります。
返済を2〜3ヶ月滞納してしまったり、任意整理や自己破産などをした経験があると、それらの情報が信用情報機関に登録されてしまいます。任意整理であれば完済してから5〜7年、自己破産であれば10年程度信用情報に登録されてしまいます。
カードローンや消費者金融からの借り入れだけでなく、家賃や携帯代金の返済が遅れてしまっても信用情報に傷がつく可能性があるため、どんな返済でも返済に遅れないよう返済日や返済額を事前にしっかり確認するようにして下さい。
なかには、本人も忘れているような少額の借金の滞納があった場合や、業者からの支払いの督促状が、引越しなどで自宅に届いていなかった場合もあるため、自分の信用情報に傷がついていないか、信用情報機関に自身の情報が登録されていないか、照会してみることをおすすめします。
申し込みの前に色々なところにローンの申し込みをしない
アイフルのおまとめローンを利用する前に、他のカードローンやおまとめローンに申し込みすぎると、今後しっかり返済できないのではないかと疑われてしまい、審査に通らなくなってしまう可能性があります。
信用情報には、返済の滞納などの事故情報だけでなく、ローン審査を申し込んだ情報も登録されます。
おまとめローンの審査が通れば返済管理が楽になることは間違いないので、できる限りローンを申し込む業者は絞り込むようにしてください。
なお、申込数が審査に影響が出る期間はおおよそ半年となりますので、仮にどこかのおまとめローンの審査に落ちてしまった場合には、半年程度期間を空けて申し込むことで、審査落ちの可能性を下げることができるでしょう。
転職してすぐだと審査落ちする可能性高い
ローンの審査では、本人の返済能力がおもに審査されます。そのため、転職してすぐだと仕事をそのまま続けていく保証がないため、継続的な収入があると判断されません。
勤続年数が長ければ長いほど審査が通りやすくなることは間違いないので、できれば転職したあとすぐではなく、少なくとも半年程度働いてから審査の申し込みをすることをおすすめします。
ただし、転職後だと審査が確実に通らないわけではないため、どうしても返済が厳しい状況であれば、ほかにできる審査落ち防止の対策をしてから審査を申し込むようにしてください。
アイフルのおまとめローンのペナルティ!?突然一括請求される理由
アイフルのおまとめローンを利用し、毎月しっかり返済をしていれば、いきなり一括請求を受けるようなペナルティはありません。
もしも、アイフルから一括での返済を請求されてしまった場合には、以下の原因に心当たりがないか確認してみてください。
- アイフルへの返済を2〜3ヶ月滞納してしまった
- 申込時に虚偽の申告をしたことがバレてしまった
- 収入が激減した場合や職場が変わった場合など、各種変更の報告をしていなかったことがバレてしまった
- おまとめローン利用中に他社から新規の借り入れをした
- 携帯電話の料金を滞納した場合など、信用情報に傷がついた
これらの原因のどれかにあてはまる場合には、アイフルから突然一括返済を要求されてしまう可能性があります。
実際には、アイフルからの支払いに関する連絡を無視し続けたり、職業や年収について実態とはあきらかに違う情報を記載したりするなど、悪意を持った規約違反がない限り、一括請求されるようなペナルティを受けることはあまりありません。
もしも、返済が遅れてしまったり、心当たりがないにもかかわらず一括請求をされてしまった場合には、事前にアイフルへ相談するようにしてください。
自分でも気づかないうちに大きな規約違反を犯してしまっている可能性があるからです。
アイフルに相談したうえでどうしても返済が難しいようであれば、弁護士に相談して任意整理や自己破産などを検討する必要が出てくるでしょう。
アイフルのおまとめローンの必要書類
アイフルのおまとめローンを利用する場合、以下の3点の書類が必要になります。
- 本人確認書類(写真付き本人確認書類)
- 収入に関する証明書
- 他社の借り入れ条件等が確認できる書類
本人確認書類(写真付き本人確認書類)
他のカードローンと同様に、まずは顔写真がついている本人確認ができる書面が必要になります。
・運転免許証
・パスポート(所持人記入欄があるもの)
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書
・在留カード
・公的証明書類(氏名・住所・生年月日あり)
・個人番号カード(表のみ)
B【写真付きの身分証明書がない場合 1】
・健康保険証
・年金手帳
・母子健康手帳
C【写真付きの身分証明書がない場合 2】
・戸籍謄本(抄本)
・住民票
・住民票記載事項証明書など
D【保管書類】
・現住所が記載されている本人確認書類
健康保険証 / パスポート / 年金手帳 / 母子健康手帳 など
・公共料金領収書
電気 / ガス / 水道 / 固定電話 / NHK
・官公庁発行書類で氏名、住居、生年月日の記載がある書類(発行日より6か月以内のもの)
・住民票、納税証明書、印鑑登録証明書 など
参考:お申込み時に必要な書類|アイフル公式HP
✔︎A、B、Cからいずれか2点
または
✔︎A、B、Cからいずれか1点とDから1点
または
✔︎Cとアイフルから送られてくる簡易書留送(在住確認のため)
※所持人記入欄のないパスポート(2020年2月4日以降発給申請分)については、 住所等の記載箇所がないため追加書類としてB、C、 Dからいずれか1点(かりかえMAXの場合2点)追加で提出が必要です。
※書類の住所が現在お住まいの住所と異なる場合には、上記必要書類のほかにDから原本1点が必要です。
このように、もし運転免許証がなくても色々なパターンで本人確認をできるようになっているのが特徴です。
収入に関する証明書
おまとめローンを利用する場合、自身の収入を証明するものが必要となります。
・住民税決定通知書
・給料明細書(直近2ヶ月分)、1年以内の賞与明細書
・確定申告書
・所得証明書
・年金証書/年金通知書
これらのうち、最新発行分のコピー1部を提出する必要があります。
他社の借り入れ条件等が確認できる書類
申し込みの内容と提出書類によっては、別途他社の借り入れ条件等が確認できる書類の提出を求められることがあります。
アイフルのおまとめローンの利用の流れ
実際にアイフルのおまとめローンを利用する場合、以下のような流れで進んでいくことになります。
- アイフルにおまとめローンの申し込みをする
- アイフルによりローン審査がおこなわれる
- 審査に通れば契約手続きに進む
- 他社からの借り入れを返済し、アイフルへの返済がスタートする
アイフルにおまとめローンの申し込みをする
アイフルのおまとめローンは、電話だけでなくWeb上でも簡単に申し込みすることができます。
Webからであれば、24時間365日いつでも申し込むことができるため、平日の日中は仕事で申し込みの電話ができない方でも申し込みがしやすいように配慮されています。
アイフルによりローン審査がおこなわれる
アイフルのおまとめローンは、「定期的な収入がある20歳以上69歳以下の人」であればすべての人が審査の対象となります。
アイフル独自の審査基準(非公表)に基づき、今後しっかり返済していけるどうか、利用限度額や金利はどれくらいにするかなどを決めていくことになります。
カードローンの場合、通常であれば勤務先への在籍確認が行われることがほとんどですが、アイフルのおまとめローンでは、原則勤務先への電話連絡による在籍確認は行われません。
審査状況によっては在席確認を行われることがありますが、その場合にはプライバシーに配慮し、担当者の個人名で連絡してきてくれるため、会社にバレてしまう可能性はほとんどありません。
審査の結果は最短即日で終了し、電話かメールで申込者に結果が通知されることになります。
審査に通れば契約手続きに進む
無事に審査を通過すると、アイフルとの契約手続きに進むことになります。
契約は書面もしくはWeb上で行うことになり、案内通りに会員登録の手続きを進めることになるでしょう。
誰でも簡単に登録できるように丁寧に登録の案内がありますが、もし分からない部分があったら、アイフルWebサイト上の「よくあるご質問」を確認したり、チャットサービスやオペレーター(平日9:00~18:00)に問い合わせをするようにしてください。
もし契約書類や登録手続きに不備があると、ここまで進めた手続きが最初からやり直しになってしまう可能性があるためです。
カードの郵送希望や口座登録をWeb上で行わなかった場合には、それらに関する書面が郵送で送られてくることになりますが、基本的にはアイフルから郵送物が送られてくることはありません。
このように、手続き全てがWeb上で完結するため、家族や周囲にバレることがないのがアイフルのおまとめローンの大きな特徴のひとつであるといえるでしょう。
他社からの借り入れを返済し、アイフルへの返済がスタートする
契約手続きが無事に終了すると、アイフルからお金を借りることができるようになります。
おまとめローンは、おまとめ業者からそれまで借り入れしていた業者に直接お金が振り込まれる場合もありますが、アイフルの場合、申し込みした人がアイフルからお金を借りて、自分で直接複数ある借り入れ業者にお金を返済することになります。
アイフル以外の業者の借金を返済したら、あとはアイフルから借りたお金を毎月返済していくだけになります。
借入先がアイフルだけになることで、金利が低くなったり、返済日の管理などがしやすくなるでしょう。そのため、計画的に借金を返済していくことが可能になるのです。
アイフルのおまとめローンと他社比較
おまとめローンを取り扱っている消費者金融はほかにもたくさんあります。
ここでは、大手消費者金融のおまとめローンについて、おもにアイフルのおまとめローンとの違う部分についてまとめました。
アコム
- 銀行ローンやクレジットカードのリボ払いのおまとめはできない
- 申込可能年齢は満18歳〜72歳となっていて、アイフルよりも幅広い人が利用できるようになっている
- 金利は年7.7%~18.0%
- アコムのおまとめローンの利用限度額は300万円までで、アイフルよりもかなり低い
- 在籍確認の電話がある
参考:借換え専用ローン|アコム
プロミス
- 銀行ローンやクレジットカードのショッピングのおまとめはできない
- 金利は年6.3%~17.8%
- おまとめローンの利用限度額は300万円までアイフルよりもかなり低い
参考:おまとめローン|プロミス
レイク
- アイフルのおまとめローン「おまとめMAX」のように、レイクからの借り入れをおまとめローンとして他の業者とまとめて返済することができない
- 他の業者への返済は、申込者に代わってレイクが直接各業者に返済してくれる
- 金利は6.0%~17.5%ですが、借り入れ金額が100万円以上の場合には6.0%〜15.0%の金利が適用されます
SMBCモビット
- すでにSMBCモビットを利用している人が対象
※SMBCモビットを利用したことがない場合、モビットのカードローン審査に加え、おまとめローンの審査も必要になるため、手続きを進めるために時間がかかる - 銀行ローンやクレジットカードのショッピングのおまとめはできない
- 申し込みは電話のみで、Webからの申し込みはできない
- 利用限度額は500万円
- 他の業者への返済は、申込者に代わってモビットが直接各業者に返済してくれる
消費者金融の提供するおまとめローンだけでなく、東京スター銀行を代表とする銀行系が提供するおまとめローンもあります。
審査は厳しいですが、金利面、借入高ともに銀行系の方が有利な条件となっています。
アイフルのおまとめローンのよくある質問
ただし、完済した業者があれば解約までしておくと、アイフルの審査の際に優位に働く可能性があります。
もし、他の業者からお金を借りてしまった場合には、ペナルティとしてアイフルから一括返済を求められる可能性があります。
・利用限度枠を利用し、できる限り業者の数を減らして完済を目指す
・弁護士に任意整理や自己破産を依頼する
ただし、キャッシングを利用してお金を借りることはできませんので注意が必要です。
まとめ
アイフルのおまとめローンには、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類があり、今までにアイフルを利用したことがない人であっても簡単に手続きを進められるようになっています。
他の業者が提供するおまとめローンよりも銀行ローンやクレジットカードのリボ払いもおまとめの対象とすることができるため、これらの借金がある場合にはまず検討したいおまとめローンのひとつであるといえるでしょう。
おまとめローンは計画的に利用すれば金利が低くなることにより返済総額が減ったり、借入先を一本化することで今後の返済管理がしやすくなるなど、多くのメリットがあります。
いろいろな業者からお金を借りてしまい、どこにいくら返せばいいのか把握できていない人は、ぜひアイフルのおまとめローンの利用を検討してみてください。
おまとめローン全般の審査やおすすめについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
この記事の編集者
債務整理相談ナビ編集部
本記事は債務整理相談ナビを運営する株式会社cielo azul編集部が企画・執筆・編集を行っています。当編集部は、債務整理メディア運営に携わり、約7年間にわたって多くの弁護士や司法書士との対談・インタビュー、記事監修を通し専門家と交流し、専門知識と経験を積んでいます。借金問題に直面している方々に対し、信頼できる情報を提供することが当編集部の使命です。毎日信頼されるお役立ちコンテンツを制作中。