本記事では、個人再生に強い弁護士ランキングおすすめ5選と称して、口コミや費用の安さを考慮した弁護士事務所を見つけるためにはどうしたらいいのかというポイントについて解説します。
個人再生は借金•多重債務から抜け出すための債務整理の手段の一つですが、適切に手続きを進めるためには弁護士、法律事務所等の専門家への依頼が必須です。
後ほど、データを示しますが、弁護士や司法書士に依頼しないで個人再生の申立てを裁判所に行った事例は1%にも満たないです。
将来後悔をしないためにも、悩みや不安を少しでも軽くするためにも、個人再生対応に実績のある、手続き面、やり方を熟知しているできるだけ費用が安いおすすめの法律事務所をご紹介します。
目次
個人再生に強い弁護士おすすめランキング5選!安さや経験値を考慮
個人再生で無料相談ができるおすすめの弁護士事務所を紹介いたしますが、全て事務所のインタビューをさせていただき、費用の安さ面、個人再生産の解決能力面、人柄等非常に優れていると思った5つの事務所をご紹介します。
自分に合いそうな弁護士を見つけやすくするためにインタビュー動画や1分自己紹介音声などを用意したので、ぜひ参考にしていただきたいです。
話していて気が合いそう、いい人そう!という印象は弁護士選びにも非常に重要な要素です。
- アース法律事務所
- 弁護士法人ひばり法律事務所
- 東京ロータス法律事務所
- 弁護士法人そうや法律事務所
- 弁護士法人サンク総合法律事務所
個人再生の依頼でおすすめする専門家を弁護士事務所のみにするのは、下記で説明した理由によります。
それぞれの事務所を以下で補足します。
アース法律事務所
アース法律事務所は、初回の相談無料の個人再生など債務整理の実績がとても多い元裁判官が代表を務める信頼できる経験豊富な弁護士事務所です。
個人再生にかかる費用・料金については、下表の通りです。土日祝日も電話相談ができますので、今すぐ話を聞いてもらいたい方は是非ご利用ください。
個人再生費用 | |
アース法律事務所 | 初回相談無料 住宅なしの着手金 33万円〜 住宅ローン特例ありの着手金 44万円〜 報酬 22万円〜 |
・元裁判官が代表
・全国の自己破産に対応
・債務整理解決実績8000件超で安心
アース法律事務所へのインタビュー
アース法律事務所へ訪問し様々な質問にお答えいただいたインタビューの様子をまとめました。代表の河東弁護士や事務局の小林さんにお答えいただきました。しっかりと丁寧に答えていただき気軽に相談できました。
アース法律事務所1分自己紹介音声
アース法律事務所の自己紹介を1分で話していただきました。
費用面、雰囲気など少しでも専門家選びの材料になればと考えています。下の▶︎からお聞きください。
弁護士法人ひばり法律事務所
ひばり法律事務所は、相談無料の個人再生など債務整理の実績がとても多い信頼できる弁護士事務所です。
インタビューもさせていただいておりますして、気さくで人柄も信頼できます。また、弁護士が解説をしているYoutube動画もあります。
個人再生費用 | |
ひばり法律事務所 | 着手金 33万円〜 報酬 22万円〜 |
・全国対応
・Youtubeチャンネルがあり、人柄も温厚
・弁護士歴25年の安定感
・実績を積んだ女性弁護士(落合彩子弁護士)と女性相談員が対応する人気の女性専用窓口設置
ひばり法律事務所へのインタビュー
ひばり法律事務所の山本弁護士へのインタビューの様子をまとめました。女性専用の対応サービスを行うなど相談者に寄り添う気持ちがありがたいです。
ひばり法律事務所1分自己紹介音声
ひばり法律事務所の自己紹介を1分で話していただきました。
雰囲気など少しでも事務所選びの材料になればと考えています。下の▶︎からお聞きください。
東京ロータス法律事務所
東京ロータス法律事務所は、相談は何度でも無料、個人再生など債務整理の実績がとても多い弁護士事務所です。
こちらの事務所もしっかりとインタビューさせていただいております。
自己破産にかかる費用については下表の通りです。土日祝日も電話相談ができますので、今すぐ話を聞いてもらいたい方は是非ご利用ください。
個人再生費用 | |
東京ロータス法律事務所 | 着手金 33万円 報酬 33万円 諸費用55,000円、住宅ローン特則あり+11万円 |
・全国対応
・土日祝日も電話対応
・受任件数7,000人以上の実績あり
東京ロータス法律事務所へのインタビュー
東京ロータス法律事務所事務局の森様へのインタビューの様子をまとめました。
東京ロータス法律事務所の1分自己紹介音声
東京ロータス法律事務所の自己紹介を1分で話していただきました。
雰囲気や分割での弁護士費用の支払い等少しでも専門家選びの材料になればと考えています。下の▶︎からお聞きください。
弁護士法人そうや法律事務所
そうや法律事務所は、相談は何度でも無料の分割支払い可能、土日受付可能な弁護士事務所です。
自己破産にかかる費用については以下の表に記載の通りです。電話相談が今すぐできますので、話を聞いてもらいたい方は是非ご利用ください。
個人再生費用 | |
そうや法律事務所 | 着手金 33万円〜 報酬(住宅なし) 22万円〜 報酬(住宅あり) 33万円〜 |
・全国対応
・土日祝日も電話対応
そうや法律事務所へのインタビューと事務所の口コミ・評判
そうや法律事務所の松木代表弁護士へのインタビューの様子をまとめました。
そうや法律事務所の1分自己紹介音声
そうや法律事務所からも1分で事務所紹介をしていただきました。事務所選びの参考になれば幸いです。
弁護士法人サンク総合法律事務所
サンク総合法律事務所は、相談無料、費用分割OKで初期費用が0円、土日祝日も電話相談ができる体制が整った信頼できる弁護士事務所です。
もちろん、直接代表弁護士にもインタビューをし、人柄・事務所の雰囲気、申し分がありません。安心してご相談できると感じました。
・全国対応
・24時間365日電話対応
・月600件以上の相談実績
サンク総合法律事務所へのインタビュー
産駒双方法律事務所の樋口代表弁護士へ聞き取り調査をさせていただき、さまざま質問にお答えいただきました。
個人再生のおすすめ弁護士をメリット・デメリットで比較
上で紹介した5つの事務所を費用面、対応面(便利さ)、実績面の3要素でメリット・デメリットの比較しました。
おすすめしている事務所ですので、どの事務所も大きなデメリットはありません。そのため、少し細かな要素も取り入れて表にしてあります。
メリット | デメリット | |
アース法律事務所 | ・インタビュー実施で安心 ・費用面は最安値レベル ・費用分割可 ・土日も電話相談可 |
なし |
ひばり法律事務所 | ・インタビュー実施で安心 ・費用面は最安値レベル ・費用分割可 |
・電話受付時間が平日のみ |
東京ロータス法律事務所 | ・インタビュー実施で安心 ・費用面は最安値レベル ・費用分割可 ・土日も電話相談可 |
なし |
そうや法律事務所 | ・インタビュー実施で安心 ・費用分割可 ・24h365日電話相談可 |
・費用面がやや高い ・若い会社のため実績面でやや劣る |
サンク総合法律事務所 | ・インタビュー実施で安心 ・費用分割可 ・24h365日電話相談可 |
・費用面がわかりづらい |
個人再生の依頼で司法書士、弁護士の違いは?どっちがおすすめ!
当編集部が個人再生の依頼は、司法書士よりも弁護士が良いと考えています。理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、実際の破産の申立てのうち、2020年(最新データ)の場合、約85%が弁護士に依頼しているという事実です。
もちろん、司法書士に依頼している割合も12%いるのですが、弁護士にお願いしている方が多いという事実があります。
やはり裁判所を通す手続きのため、司法書士より弁護士に依頼するケースが多いようです。
ただ。自己破産に比べ同じ裁判所を介した債務整理ではあるものの、個人再生は、自己破産に比べれば司法書士に依頼されている方も多い傾向ではあります。
過去5回の調査の平均は、弁護士事務所に依頼する割合が約80%、司法書士事務所に依頼する確率が18%程度です。
◀◀◀ 表をスクロールできます ◀◀◀
代理人の有無 | 20年調査 | 17年調査 | 14年調査 | 11年調査 | 8年調査 | 平均 |
代理人が弁護士 | 84.87% | 82.18% | 78.67% | 77.75% | 78.42% | 80.37% |
代理人なし | 0.00% | 0.13% | 0.28% | 0.11% | 0.58% | 0.22% |
司法書士に依頼 | 12.05% | 16.12% | 20.06% | 21.92% | 20.04% | 18.03% |
2つ目の司法書士より弁護士をおすすめする理由は、権限の違いです。
司法書士は、司法書士法第3条1号4号により、「書類作成代理人」として自己破産・個人再生申立書を作成しますが、弁護士の場合は本人の「代理人」として自己破産・個人再生申立をすることができるという違いがあります。
司法書士の場合は、書類作成など最後までサポートを行なってくれますが、代理人になれないことは理解しておく必要があります。
もちろん、司法書士事務所で解決できないということはありませんが、全てお任せしたい場合は、弁護士をおすすめしています。
ただ、費用面を考慮して司法書士に相談するというのも決して悪くはありません。
- 2020年は、再生申立ての84%が弁護士に依頼しているから
- 司法書士は。書類作成代理人にしかなれず、審尋が行われる場合の代理人にはなれない。弁護士は代理人になれるから
個人再生の弁護士費用の相場はいくら?
個人再生の費用の相場に関しては、住宅ローン特則を利用する場合と利用しない場合で異なります。
また、弁護士費用だけでなく裁判所に納める費用もあります。
裁判所への申立費用
裁判所への申し立てにかかる費用は、弁護士が代理人として申し立てたか本人の申し立てになるかで変わってきますが、裁判所HPによると次の通りです。
・郵便切手
約2,000円前後(債権者数によって増減)
・予納金
弁護士申立:1万円以上(内容によって増減)
本人申立:約200,000円
弁護士・司法書士へ報酬
弁護士等への費用については、住宅ローン特則を利用するかどうかで変わってきますので、それぞれ相場を記載します。
住宅ローン特則を利用:60万円〜程度
また、上記5つの事務所の個人再生費用についてもまとめました。
ここでは、一番スムーズに手続きが進んだ場合の費用について記載しています。
個人再生費用 | |
アース法律事務所 | 住宅なしの着手金 33万円〜 住宅ローン特例ありの着手金 44万円〜 報酬 22万円〜 |
ひばり法律事務所 | 着手金 33万円〜 報酬 22万円〜 |
東京ロータス法律事務所 | 着手金 33万円 報酬 33万円 諸費用55,000円、住宅ローン特則あり+11万円 |
そうや法律事務所 | 着手金 33万円〜 報酬(住宅なし) 22万円〜 報酬(住宅あり) 33万円〜 |
サンク総合法律事務所 | 相談時のお見積もり |
個人再生に強い司法書士
上記の理由から、当編集部では個人再生においても自己破産同様弁護士事務所への相談がベストだと考えております。
しかし、代理人にはなれないけど司法書士に相談したいという方もいるでしょう。実際2020年の調査でも12%の方が司法書士に依頼をしています。
そこで債務整理の解決経験の豊富な司法書士を紹介いたします。
司法書士法人はたの法務事務所
着手金が無料(0円)の事務所ですし、個人再生の解決実績も豊富な司法書士事務所です。
ただ、お伝えしている通り、個人再生において弁護士のような代理人にはなれず、代わりとして再生委員に支払う費用がかかってきます。
個人再生費用 | |
はたの法務事務所 | 相談無料 38万5,000円〜 別途個人再生委員への費用22万円〜 |
・女性専用相談窓口がある
・全国対応
・土日祝日も電話対応
・顧客満足度95.2%(HP参照)で安心
・受任件数8,000件以上の実績あり
はたの法務事務所の代表の鈴木司法書士へのインタビュー
はたの法務事務所鈴木代表に、気になる疑問をピックアップして、質問にピンポイントに回答しただいています。
相談しやすい和やかな雰囲気の代表ですが、債務整理を解決に導くノウハウはたくさん持ち合わせているという自信を感じました。
はたの法務事務所の1分自己紹介音声
さらにはたの法務事務所の自己紹介を1分で話していただきました。
これまでの相談件数、費用面、雰囲気など少しでも感じてもらえたら嬉しいです。下の▶︎からお聞きください。
個人再生の法テラス費用
法テラスは、法的トラブル解決のために国(法務省)によって設立された総合案内所で、「日本司法支援センター」が正式名称、通称「法テラス」と言います。
個人再生等の借金問題だけでなく、どんな法的トラブルも解決するための情報提供を行います。
法テラスは、法テラスという組織で解決をするわけではなく、相談を受けた上で、適切な弁護士・司法書士を紹介してくれます。
また、経済的に余裕がない場合など、費用の立て替えを設立以来146万件行なってくれています。
法テラスを利用できるかどうかの適用条件がありますが、利用できる人の条件を満たせば、費用の立て替えなどを行ってくれ、原則として、個人再生の費用も月額5000円から10000円程度の分割払いで返済が可能です。
こちらの情報は埼玉の法テラスの情報ですが、全国的に同水準の費用になります。全国に法テラスはあります。
個人再生の弁護士の選び方は?
個人再生は、裁判所に申し立てて、債務を大幅に減額してもらう手続きですので、個人再生で相談する事務所としては、とにかく個人再生の解決実績が多い、経験値の高い弁護士事務所を選ぶのがおすすめです。
そして、費用の安さ面も大切です。
最後は無料相談時の人柄の良さ、雰囲気も弁護士選びの重要な要素です。
これから何度もやりとりをしますので、感じが悪いと思ったのならやめて、違う事務所に連絡をとりましょう。
- 個人再生の解決能力が高く、解決実績が多いこと
- 個人再生の弁護士費用が安いこと
- 事務所の雰囲気や弁護士の人柄が良いこと
なお、この3つのポイント(トータル費用の安さ面、個人再生の解決能力面、人柄の良さ)が重要だという根拠は、債務整理経験者が専門家選びの際に大切なポイントを質問した2023年7月に行ったインターネット調査です。
個人再生で無料相談できる弁護士会・地方自治体
弁護士会の無料相談
こちらは、東京の弁護士会が運営する無料の相談会です。インターネット上で相談日の日にちを指定したり、明日、明後日と予約ができる時間を表示してくれます。
東京弁護士会以外でも、法律相談センターなどがありますので、調べて見てください。
司法書士会の無料相談
東京司法書士会では、電話による相談、面談による無料法律相談などができます。
東京以外の各都道府県にある司法書士会でも同様の相談はできます。
市町村の法律相談窓口
例えば、東京都港区などの場合、金銭貸借、相続など法律問題全般の相談を弁護士が区役所等で行なっています。
電話で相談日を予約し、対面でも電話でもオンラインでも無料の相談を行なっています。
お住まいの市町村にも同様の相談窓口がありますので、調べて見てください。30分程度無料で相談できる場合は多いです。
なお、当編集部でも各都道府県別に債務整理を取り扱っている弁護士や司法書士を紹介しています。例えば、北海道で自己破産に強い弁護士として4つの事務所を紹介・おすすめしています。
個人再生とは?わかりやすく説明
個人再生とは、借金を大幅に減額(1/5程度)し、残った借金については長期(原則3年間)の分割弁済とすることで個人の経済的更生を図る債務整理の一つで、裁判所を介して行われます。
詳しくは、プラム綜合法律事務所の梅澤弁護士の監修記事をご覧ください。
また、そもそも個人再生ができない15のケースや個人再生の手続きをしたら行ってはいけない7つのことも確認しておくと良いです。
当サイトおすすめの債務整理で弁護士・司法書士専門家ランキング
債務整理は個人再生だけでなく、任意整理や自己破産もあります。総合ランキングは、以下の記事が詳しいです。
個人再生におけるおすすめ弁護士に関連するよくある質問
当編集部が個人再生でおすすめする弁護士は、「アース法律事務所」「ひばり法律事務所」です。
これらの法律事務所は、個人再生の費用も明確で安いですし、何度か事務所にインタビューさせてもらっているので、安心しておすすめできる法律事務所です。
詳しくは、こちらから。
理由は、2点。1点目は、実際の個人再生の申立てのうち、2020年の場合、約84%が弁護士に依頼しているという事実。
2点目は、権限の問題。司法書士は代理の権限はなく、書類作成までができる範囲になります。裁判所で裁判官との面談(審尋という)がある場合、司法書士はこの審尋には同席できません。
ただ、弁護士事務所であっても裁判所を通した手続きが必要ですから、過去の個人再生の解決実績が多い弁護士事務所を選ぶと良いでしょう。
また、こちらのページでおすすめ弁護士を5つ紹介しています。
住宅ローン特則を利用しない:50万円〜程度
住宅ローン特則を利用:60万円〜程度
この相場のデータを参考に実際の弁護士選びの際にしっかりといくら費用がかかるのか依頼をする前に確認をするようにしてください。