CCNAの取得方法を徹底解説!CCNAは独学で取るorスクール?どっち?
「CCNAを獲得して派遣時給を上げたい」
「CCNAをできれば一発合格したい」
「勉強方法が多すぎてどこから手をつければよいかわからない」
「CCNAの効率の良い勉強方法はないの?」
当記事をご覧いただいている方はこのような思いをお持ちなのではないでしょうか?
当記事ではそんな読者様に向けてCCNA取得方法を徹底解説します。絶対獲得できるスクールや独学での取得方法、勉強時間もあわせて紹介します.ぜひ、最後までご覧ください
CCNAとは何の資格!?受験日・受講料・難易度を解説
CCNAの概要についてまず解説します。
CCNAは(Cisco Certified Network Associate)とはシスコ社が実施するネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。基本的なネットワーク技術を保有することを証明する資格です。読み方は、そのままシー・シー・エヌ・エーと読みます.
エンジニアでは更に訳してエヌ・エーという人もいます。
CCNAには、「CCNA Cloud」や「CCNA Security」等、合計9種類あります。本記事では、CCNAの中でも最も受験者が多い「CCNA Routing and Switching」について解説します。
CCNA試験概要
受験料 | 33,600円(税別) |
日程 | 年中可能(年末年始・夏季休暇・GWは除く) |
受験場所 | テストセンターで受験(全国130か所あるピアソンVUE)* |
申し込み方法 | ピアソンVUEより申し込み |
合格点 | 1000点満点中850点から932点。(合格点はテストごとに違います) |
合格ライン | 正答率65%~80%くらい |
試験合格率 | 60%くらい |
運営母体であるシスコシステムズは合格ラインと試験合格率を公表していません。そのため、合格ラインと試験合格率は私の肌感覚です。
CCNAスクールでの話やエンジニア仲間から聞いた話を総合して算出しました。そのため、「くらい」というあいまいな表現になっています。
次章でCCNA獲得のメリット・デメリットを記載します。資格取得のイメージをつかんでいただければと思います。
CCNAを取得するメリット
CCNA獲得するとメリットがあります。実際に私が感じたメリットを5つ記載します。
メリット② 未経験からでもネットワークエンジニアに転職が可能
メリット③ キャリアの選択肢が格段に増える
メリット④ 未経験からいきなりフリーランスに挑戦することもギリギリ可能
メリット⑤ 一般事務からIT事務へ転身できる
私は、特にエンジニアとして勤務できることに私は魅力を感じました。エンジニアとして勤務することで高収入が期待できるからです。
CCNAを取得するデメリットは!?
ここまでの記事だと、CCNA獲得はメリットばかりだと思われるかもしれません。しかし、デメリット(難点)もあります。デメリットも5つ記載します。
デメリット② CCNAの有効期限は3年
デメリット③ 独学での取得が難しい
デメリット④ 非エンジニアにはハードルが高い
デメリット⑤ 地方だと資格を活かす職場が少ない
私がデメリットに感じるのは「受験料33,600円」であることと「有効期限は3年」この二つです。要はお金がかかるのです。
なので、CCNA取得後は企業に就職し、更新の費用は会社に出してもらうとよいと思います。ネットワークエンジニアを雇用している会社は資格の更新代金を負担してくれる場合が多いです。私が以前に所属していた会社も更新代金は全額会社持ちでした。
CCNAの難易度はどれくらい!?勉強時間はどれくらい!?
CCNA取得は難しいです。参考として私の勉強時間を記載します。
・一日あたりの勉強量:平日3時間、土日7時間
*周りのエンジニアにも確認しましたが、このくらいが平均だそうです。
CCNAの難易度を無理やり他のことで例えるとこんな感じです。
・ 英検2級よりは難しい
・ 弱小高校サッカー部のレギュラー獲得と同レベル
・ 販売士検定2級と同レベル
こんなところです。エンジニアが取る資格なので難易度は高めです。
CCNA 試験改定の内容 明らかに難しくなったCCNA
2020年2月24日にCCNAの内容が大幅改定されました。改定内容は大きく2点あります。
改定① 出題範囲の拡大
1点目は、出題範囲が広くなりました。これまではセキュリティとワイヤレスについて問われることはほぼありませんでしたが改定後のCCNAでは出題範囲となっています。
改定② シュミュレーション問題の難易度増大
2点目は、シュミュレーション問題の難易度大幅アップです。シュミュレーション問題とは実際に自分でコマンドを叩いて回答する問題です。旧CCNAではシュミュレーション問題は難しくありませんでした。
ネットワーク状態コマンドさえ打てれば正答できました。(showコマンドと言います)しかし、改定後はそれができなくなりました。
例えば、「ルーティングを設定しなさい」や「VLANを設定しなさい」のように「見る」のではなく能動的にコマンドを打たなければならないようになりました。
CCNA取得の2つの方法:独学とスクール
CCNA獲得には独学とスクール通学の2つの方法がありますそれぞれのそれぞれにメリットとデメリットをご紹介します。
独学勉強のメリット
・ 自分のペースで学習できる
・ 教室に通う必要がない
独学のメリットはまず学習コストが安く済むことです。CCNA独学の王道は参考書とPing-t(ピングティー)をやり込むことです。参考書は問題集と教科書で6000円程度。
Ping-tは2,400円(税込)/月です。よって、学習費用を10000円程度に抑えることができます。
独学のデメリット
・ スクールに比べると学習期間が長くなる
・ 実機(実際のルータ)には触れない
デメリットは学習期間が長くなってしまうことです。例えば、Ping-tは600以上問題があります。
それらを暗記し何度もリトライし、合格レベルにもっていくには相当な労力がかかります。よって、独学での学習期間の目安は4~6ヶ月位です。
CCNAスクールのメリット
・ 独学に比べると合格率は上がる
・ 実機(実際のルータ)で学習することができる
スクールに通うことのメリットは圧倒的に時間を節約するできることですスクールであれば1~2ヶ月でCCNAを取得することができます当然、講師に直接質問することも可能です。よって、スクールの方が効率的です。
また、あまり大きな声では言えませんがスクールを最後までやり切ると、最後に問題集が配られます。本番の試験ではその問題集の問題がほぼそのまま出題されたりします。
よって、スクールに通いさえすれば“ほぼ間違いなく”CCNAを取得することができます。
CCNAスクールのデメリット
・ 実際にスクールまで通う必要がある
・ 自分のペースですすめることはできない
デメリットは直接スクールまで通わなければいけません。よって地方の方には難しいです。CCNAスクールは実機(実際のルータやスイッチ)を使用するところが多く、通信教育やWeb講座を開いているところはあまりありません。
スクールの費用は大体どこでも12~20万円位です。よって、それ相応の金銭的覚悟が必要です。
CCNA合格のための裏技
この章でCCNA獲得の4つの裏技をご紹介します。あくまで裏技なので知識は身に付きません。「とにかくCCNAにさえ合格できればよい」「単純に楽をしたい」という方は裏技に頼るのもいいのかもしれません。
ただ、私自身も裏技は使用したことがなく効果のほどは不明です。よって、記事内に「たぶん」や「だろう」、「―だと思う」といったあいまいな表記が散見されます。ご容赦ください。併せて、裏技の使用は自己責任でお願いいたします。
裏技① ヤフオクで答え買う
かなりグレーゾーンですがヤフオクで答えが売っています。再現問題集として売られています。価格は5000円前後のものが多いです。友人の友人がこの問題集のみで合格しました。
落札者のコメントを見ると、
「再現問題集が丸ごと出題された」や「丸暗記で行ったけど全く当たらなかった」といったコメントが散見されます。レビュー評価がよいのであれば購入を検討してもよいのかもしれません。
ヤフオクで「CCNA 再現問題集」と検索すればできます。
裏技➁ クラムメディアで丸暗記
2015年ごろであればクラムメディアの信用度は非常に高いものでありました。クラムメディアを丸暗記すればCCNAは必ず合格できる状態でした。事実、そのようにCCNAを取得したエンジニアを何人も知っています。
しかし、CCNAの改定がありクラムメディアより出題されるケースが少なくなってしまいました。今現在、クラムメディアが有効かどうかは正直わかりません。あくまで、裏技のひとつとしてお伝えいたします。
裏技③ 591lab
591labという裏技サイトがあります。この裏技サイトの的中率は非常に高く、丸暗記すれば問題なく合格できると思います。ただ、デメリットも2つあります。
一つ目は高額であるということです。一ヶ月使用するのに99$かかります。
二つ目は、英語表記のみで日本語は非対応です。問題集はテキストではなく写真で配布されます。よって、Google翻訳も使用できません。語学に明るい方は591labを使用してもよいのかもしれません。
裏技④ ダティスアラド
サウジアラビアに「ダティスアラド」と言うサイトがあります。こちらのサイトにもCCNAの答えが載っており丸暗記するだけで合格できると思います。
ただ、原文がサウジアラビア語で記載されており読解が困難です。日本語とサウジアラビア語の相性が悪くGoogle翻訳を使用しても読解に時間がかかります。
これも英語ができる方であればサウジアラビア語から英語に翻訳し学習するのはおすすめです。ちなみに無料で使用することができます。
裏技⑤ インド人に聞く
究極の裏技はこれです。おそらく、読者様にインド人エンジニアの知人はいらっしゃらないと思います。しかし、インド人エンジニアはCCNA合格術にとても詳しいです。
何故かと言うとインド人はCCNA一発合格に極めて熱心だからです。インドの物価は日本の3分の1と言われておりインド人にとってCCNA受験料は高額です。よって、CCNA一発合格に余念がありません。そして英語のほぼ母国であるインド人であることのメリットを生かし情報収集が巧みです。
私もインド人エンジニアに資格取得した後、お会いしCCNA取得方法についていろいろ教えてもらいました。大変参考になったことを覚えています。
CCNA 私の合格体験記
私のCCNA取得の体験談を記載します。CCNA取得に挑戦した当時は31歳で派遣社員をしておりました。働きながら資格を取得するにあたり、試行錯誤をしながらの資格取得でした。
私は31歳まで一度も正社員として働いたことがありませんでした。よって、CCNA取得し正社員への転職に結びつけたいと考えていました。
私は独学では勉強できない人なのでスクール通学一択でした。そして、実際にCCNAを取得することができました。以下に働きながら資格取得するにあたり、スケジュールと気をつけたことをまとめました。
・土日は8時間位自習
・隙間時間はスマホアプリで学習
・スケジュールをぎっしり詰め込まない
結果3ヶ月でCCNAを取得することができました。お金はかかりますがスクールに通うことで確実にCCNAを取得することができました。
もちろん、自分でしっかりできる方は、通信講座であれば、通学より安く受講できますし、今は離脱しないような様々な仕掛けがありますので、通信講座もおすすめです。
忙しくても寝る前のちょっとした隙間時間、電車の待ち時間、寝る前など積み重ねて勉強するのが私にはとても良かったです。
CCNA合格の近道は?
裏技をいろいろとご紹介しましたが、最短そして王道の取得方法はスクールに通学です。その中でもおすすめのCCNAスクールを紹介します.
「ウズウズカレッジCCNAコース」です。
こちらは独学とスクールのいいところどりができるCCNAスクールです。オンライン完結型となっており、自宅で学習することができます.
私がウズウズカレッジCCNAコースをおすすめする5つの理由
おすすめ理由① オンライン完結型
自宅にてCCNAを学習することができます。
おすすめ理由② 受講料が安い220,000円
受講料が220000円とスクールの中ではリーズナブル
おすすめ理由③ CCNA取得後の仕事紹介
CCNA獲得後は案件の紹介を受けることができます
おすすめ理由④ 個別メンタリング
先生と個別で不明点を確認することができます。
おすすめ理由⑤ 短期集中型
1ヶ月でCCNA取得が可能です
ウズウズカレッジCCNAコースのデメリット
デメリット 実機に触れないこと
最大のデメリットですが、実際の機器(ルータ・スイッチ)にはオンラインなので触れることができません.ネットワークエンジニアを目指す上でこれはちょっとしんどいです。どうじても実機を触りたい方はネットオークションにて4000円位で購入しましょう。
ウズキャリは転職保証付きです。なので、どうしてもネットワークエンジニアになりたい方に自信をもっておすすめします。
私は「CCNAを取得すれば時給2000円が待っている」をモチベーションに資格取得に励んでいました。
ウズウズカレッジCCNAコースをのぞいてみる!
CCNA取得後のキャリアプラン
CCNA獲得後は選択肢が格段に増えます。エンジニアとしての仕事も選べるようになるからです。すごくざっくりですが個人的におすすめするキャリアパスを記載しておきます。
・ 派遣社員として時給2000円
・ 未経験から正社員のネットワークエンジニア
・ 保守運用ならいきなりフリーランスも可能
・ CCNAを武器にIT営業に転職
きっちりエンジニアとしての基礎を固めるのであれば正社員。コスパを求めるのであれば派遣社員。いきなりチャレンジングな道を歩むのであればフリーランス
CCNA獲得後はエンジニアとしてこのような魅力的な未来が待っています。ぜひ、合格後の世界をモチベーションに学習に励んでいただければと思います。
まとめ
私自身、CCNAを勉強した際は情報が少なく学習方法を迷ったことを覚えています。当記事では実際の体験談をベースに記載しました。よって、当記事では実際の生の声をお伝え出来たと考えております。
私はCCNAに合格したことでエンジニアとしての道が開けました。今では、ネットワークエンジニアとして充実した日々を送っております。
読者様のCCNAの学習に当記事が参考になればうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事の執筆者
HIdenori
様々なアルバイト、ケータイショップの職を経て2010年よりネットワークエンジニアの道へ。NTTデータ・NTTドコモ・NTTcomなどの派遣社員を経験、現在もNTT系の企業で派遣社員として働いている。