ビジョン(シエロフィロソフィー)
私たちが「生きがい」と捉えるものは、一人ひとりが本当に望む人生を追求し、そのために行動できる社会のあり方です。この「生きがい」を大切にし、全ての人々が認め合い、支え合う社会を築くために、わかりやすく親身な情報を提供し、一人ひとりの可能性を引き出し、笑顔と安心を守り続けることが重要だと考えています。
同時に、私たちは社会において有益な情報や経済的生産性があると言われるものだけを扱うだけでなく、既に私たちを取り巻く素晴らしい宝も発信し続けることを考えています。つまり、日常的に当たり前に感じられること(食事ができること、呼吸ができること、働ける環境があること、安心して共に過ごせる人がいること、夜眠れる場所があることなど)は、当たり前ではなく、奇跡の積み重ねであることを意識するべきだと考えます。
つまり、毎日食事ができる、息ができる、働ける環境がある、安心して一緒にいてくれる人がいる、夜眠れる場所がある、という普段は一見当たり前に思える日常の些細なことも、よく考えれば、これらは決して当たり前のことではなく、奇跡の連続であるということです。
この事実に感謝し、気づくことができれば、すでに私たちの前には、生きがいに満ち、豊かでみずみずしい人生が広がっているということです。
さらに、「応援する力」は、他者の生きがいを守るために活動している方々を資金的に支援し、自らもその活動に参加してサポートする力を指します。
スポンサーや協賛会員としての形を問わず、この応援の力を年々少しずつでも高めることで、社会に貢献することが私たちの生きがいとなります。特に文化芸術は、全ての経済活動の基軸となるものであり、人々の生きがいの根幹にある非常に重要なものと考えているため、支援を通じて守っていきたいと考えています。
行動指針
- 動機善なりや、私心なかりしか
自分にだけメリットがある、自分の会社にだけメリットがあるという自己中心的な動機で仕事をしていないか、常に自分で確認し点検し、「私利私欲ではない」「私心はない!」「これは必ず社会のためになる」という仕事を行うこと
・仕事を好きになる
自分の人生を豊かにするには、多くの時間を使って取り組んでいる仕事を好きになることが一番簡単です。好きな仕事であれば、どんな困難や苦労をも越えていけるはず。
・逆境にこそ価値がある
仕事には、困難は付きものであり、どんなに努力をしてもうまくいかないことがあります。
そんな逆境を経験することこそが価値があることだと捉えていて、落ち込むことなく、その逆境を越えるよう努力すること。